【スペイン食材図鑑】メルルーサ
これから,日本ではあまりみかけないけれど,スペインでは人気の食材を(僕の勉強もかねて)紹介していこうと思います。
先週レストランMasticoで食べたメルルーサ(Merluza)。僕はこの魚,スペインに来るまで,全く知りませんでした。しかし,スペインでは日頃から食べられる人気の魚で,以前ホームステイしていたときには,よく食卓にあがっていました。さて,今日は,そんなメルルーサを紹介します。
ググってみると意外や意外,日本では知られていないと思いきや,実は馴染みのある魚らしいです。生物学的には,タラ目メルルーサ科の海水魚で,水深300mから1kmほどのところで生息しており、深海魚に分類されるそうです。深海魚なのに,馴染み深いのと思いますが,実は,日本では,
- お弁当に入っている白身魚のフライや
- ちくわに使われ,
- マックのフィレオフィッシュに使われていた
らしいです。そう聞くと,だいたい味が想像つくのではないでしょうか。淡白で,身のやわからさもちょうどいい,ほわほわほどではないけれど,噛み応えがあって,まさにフライにぴったりの,という魚です。しかも中濃ソースにもタルタルソースにも合う。イギリスのフィッシュ&チップスにもメルルーサが使われることが多いらしく,フライに合う魚と広く認識されているようです。
バルセロナの市場では,どどんと一尾まるごと売ってますが,スーパーでは切り身にもなって売ってます。切り身だとだいたい100g,150円程度。
スペインでの調理法はフライもありますが,小麦粉を魚の表面につけて焼き,にんにくやトマトソースといったソースで味つける方法が人気のようです。
ちなみに,メルルーサの幼魚はペスカディージャ(Pescadilla)と呼ばれ,これもまたフライで楽しまれています。市場の中にあるバルでは,新鮮なペスカディージャのフライが比較的安い値段であるので,おすすめです。
以下の2つのボタンを押して,このブログのランキングを確認してみてください!
読者登録もよろしくです!
参考サイト: