【番外編2】ロンドンのうま飯
明けましておめでとうございます!2019年!海外で年を越すのも早3年目です。みなさん,今年も思い思いの場所で良い年にしましょう!
さて,私たちは2018年の締めくくりにと12月にはたくさん旅行に行ってきました。そのまとめを。まずは,ブラックフライデーで激安空港券を見つけたので,2泊3日でロンドンへ。今回は,大英博物館など有名な観光スポットはすっ飛ばして,食べに食べまくったロンドン旅行でした。イギリスはご飯が美味しくない,とよく聞きますが,そんなこと誰が言ったんだ!大嘘でしたよ。それとも近年急速に発展してるだけでしょうか?イギリス料理がまずいという話は嘘だ,とみんなに言いふらしたくなるうま飯たちを,ここで一挙に紹介します。
1日目。昼過ぎにStansted空港に着いて,東京と同じで空港から市内までが遠いため,ホテルに着いたのは4時ごろだったでしょうか。ホテルに着いた頃には,夕暮れでした。荷物を置いて早々に市内へ向かいます。友人のインスタグラムで見つけた美味しそうな魚介のレストランでまずは遅い昼食。妻によると,旅行ブログやまとめサイトよりも,旅行先に住んでいたり,何度も旅行に行ったことのある人のインスタの方がよっぽどためになるんだそうです。私も最近はインスタグラムの更新が滞っていたので,また始めようかな。どうもパソコンからアップしにくいため,遠ざかっちゃうんです。。
ロンドン1品目は,タコとポレンタフライのチーズがけ(本当の名前忘れました汗 もっと洒落た名前だったはず)。お店の人一押しだけあって,めちゃめちゃ美味しかったです。あんまりタコとチーズというコンビネーションは見ないですが,結構相性よかったです。量も少なかったのでペロリ。
この店に来た理由がこのサンドイッチ!友人によるとロンドンで一番美味しかったのが,このロブスターのサンドイッチ。この時は,うまぁ!となったのですが,次々に美味しいものを発見していったため,今となっては記憶薄めです。
これにビール小頼んで,35ポンド。おしゃれなお店だったので単価高めだったのかもしれませんが,ロンドンの物価高いですね。少しお腹が満足したところで,中心街を少しだけぶらっとして,ハロッズへ行き,ウィンドウショッピング。
夕食は待ってました,パブ飯!
ロンドンに長く住んでいた従兄弟の友人おすすめのパブ。作家の辻仁成も好きな模様(
辻 仁成 ロンドンのパブ飯が美味い! | Design Stories
)。辻仁成自体はあまり知らないのですが,作家だけあって,文章に惹かれて,このパブの期待度大。
辻さんによるとラムショルダーのスローローストが美味しいらしく,楽しみにしていたのですが,今日は行ったのが遅かったのもあり,売り切れ。そこで,ステーキ&エールパイをメインに付け合わせはマッシュポテトを注文。これが大当たりでした〜!グレービーソースも今まで食べた中で一番美味しく,マッシュポテトとの相性抜群。パイに包まれた肉もほろほろに煮込まれていて,グッド。これをつまみに2杯ビールを飲んだのですが,どちらもめちゃうまでした。ノンカーボネーテッドビールといって,ビールの製造過程で炭酸を作らないようにして作るビールがあるらしく,これがパブ飯と合うこと合うこと。日本だと,熱々の焼き鳥や揚げ物をつまみに,炭酸強めのラガービールをくぅーっと飲んで,,というのが美味い居酒屋の風景ですが,ロンドンでは,パイやフィッシュアンドチップスを食べながら,気の抜けた(わざと炭酸がない)エールビールをくいっといくというのが粋なんでしょう。いやー,大満足の1日目でした。
2日目は朝から,Borough marketへ。かなり有名とだけあって,観光者向けのマーケットだろう,,と斜に構えていたのですが,ここはかなりおすすめです。例えば,バルセロナにもこういうマーケットが多くありますが,一番有名なボケリア市場はかなり観光客向けになってしまっていて,値段が10%から20%くらい高い気がします。ボケリア市場に行くなら,近くのサンタカテリーナ市場に行った方が,より地元感があり,値段も手頃でおすすめです。市場の中には美味しいバルもあります(詳しくは
をどうぞ)。Borough marketは出店の数も相当あり,値段もリーズナブルですし,イギリス料理だけでなく,世界各地の食べ物が味わえます。私としては大英博物館で大英帝国が集めてきたものを見るよりも,ここで大英帝国が影響力を与えた国の食べ物を見ている方が楽しいし勉強になりました笑
ぶらっと見て,一番美味しそうだったこの出店で朝食。適度にやる気のないおばさん2人が切り盛りしてます。
ラムバーガー。ラム焼いただけだけどうまい!
初めて聞いた料理,バブル。じゃがいもとキャベツをメインに,その他いくつかの野菜を入れて焼いたものらしいです。揚げないコロッケっていう感じの味でしょうか,素朴ですがこれが美味しい。ラムバーガーの付け合わせに最適でした。食べてるうちに思い出したんですが,このバブルは,前日に食べたマッシュポテトやグリルした野菜の残りを翌日の朝に混ぜて焼いたことから生まれた料理だと,確かネットフリックスでやってた気が。
他にも,美味しそうな出店がたくさんありましたよ〜。このリゾットとか見せ方上手いですよね。ロンドンの人たち,売り方知ってます。
マーケットを堪能したあとは,古着屋巡りにブリックレーンへ。いろいろ物色したんですが,なかなかいいのがなく,断念。厚手のセーターが欲しかったんですが。ブリックレーンは美味しいカレー屋が多いらしく,昼食はカレーに決定。しかし,チェックしていたところが観光客向けすぎていて,ここじゃないなぁとさまようことに。一度迷いだすと,なかなか決めきれなくなり,さまようこと數十分。もう地元の人に聞くしかないな,と思ったところ,ちょうど床屋からいい感じの人が出てきた!そんな彼のおすすめのカレー屋がここです!
いやー,もうドンピシャです。そうそう,こういう所を求めてさまよっていたんです。ちょっと振り切れ過ぎてるけど,ベスト。中に入ると,店舗の右側がカレースペース,左側はフライドチキンスペースと2つあり,まじめなあんちゃんからおじいさんまで数人で切り盛りしていました。
カレースペースには10種類くらいのカレーが既にできていて,トレーに並んでいます。ここから1種類,もしくはハーフ&ハーフで2種類,そしてナンかライスかを選びます。私はチキンティカマサラとライス,妻はサグカレーとダールカレーを注文。あんちゃんがカレーをもると,なんとレンジでチン。いやー,最高じゃないですか。振り切れてて,爆笑しちゃいました。
レンチンであったかくなった,ライスとカレーを頬張ると,いやぁ〜最高に美味しい。ヨーロッパに来ているアジアの料理って,ヨーロッパの人の舌に合わせるために辛さだったり,すっぱさだったりが控えめにされていることが多く,少し物足りないことが多いのですが,ここのカレーは違いました。もうロンドンの人は見ていません。インド(バングラディシュかな?)ど真ん中。久しぶりの辛さで,お腹の中からあったかくなって,外に出ました。
サラダとドリンクが付いて,なんと6.5ポンド。物価の高いロンドンでこれは破格です。
さすがに観光スポット何も見ないのもね,ということになり,ビッグベンなど中心へ。しかし,ビッグベンは改装中でほぼ見れませんでした。。こういう系は次回ですね。
さて,お待ちかねの夕食は,またパブ飯!こちらも私の従兄弟の友達おすすめ&辻さんのおすすめパブです。
メニューになかったスコッチエッグですが,聞いてみたら出してくれました!いやー,卵がとろとろで美味しい。メインになりませんが,かなり手間かかりますよね,この料理。自分ではやれないなぁ。
お待ちかねのフィッシュ&チップス。言っちゃえば,白身魚のフライなんですけど美味しかったなぁ。昨日学んだ,炭酸なしエールビールと一緒にぐびり。なんだかフライドポテトまで美味しく感じちゃうロンドンパブマジック。
デザートは店員さんおすすめのフォンダンショコラっぽいチョコレートケーキ。キャラメルソースがかかってて美味!これは知らなかった,パブってお酒飲む所かと思ってましたが,デザートまで美味い所だったんですね!大満足で2日目終了。
3日目。ノッティングヒルで朝食を食べて,ぶらぶら散策をした後,昨日は空いていない店があったので,またまたブリックレーンへ。いくつか目当てのお店があったので,そこへ行く最中に,24時間営業のベーグル屋さんへ。
普通のベーグル1つ1ポンドしない激安さで,サーモン&クリームチーズとこの写真のローストポークを注文。昼食前の腹ごなしです。
ロンドン最後の昼食には妻が行きたがっていた中華料理屋と決めていたのですが,古着屋めぐり(いいのを見つけてしまったのです笑)に時間がかかったこともあり,昼休憩に入って閉まっていました。そこで,まさかの昨日のカレー屋を再訪!今日も変わらずレンジでチンであっためてくれて,もうここのカレーがホッとする味になっていました。ロンドンで見つけたインドに感激しながら,バルセロナに帰宅。クリスマスシーズンということもあり,あまりお金を気にせず,食べたいものを食べたいときに食べる贅沢旅で大満足でした。
今後,イギリスのご飯はまずい,という人がいたら,ここで紹介している店を教えてあげてください。価値観変わると思いますヨ!
ごちそうさまでした!
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食べたお店(紹介順)。
CLAW Carnaby
住所:21 Kingly St, Soho, London
時間:(月〜土)12:00〜22:30
値段:タコは9ポンド,ロブスターサンドイッチは15ポンド
オススメ度:★★★☆☆
The Scarsdale Tavern
住所:23A Edwardes Square, Kensington, London
時間:(月〜土)12:00〜23:00,(日)12:00〜22:30
値段:ビールは確かパイントで5ポンドくらい,パイは20ポンドいかないくらい
オススメ度:★★★★☆
Maria's Market Cafe
住所:The Market Porter, 9 Stoney St, London
時間:(水〜土)10:00〜
値段:どれも5ポンドくらいで食べられます
オススメ度:★★★☆☆
Al-badr Kebabish
住所:37 Brick Ln, London
時間:12:00〜22:00
値段:カレー,ライス・ナン,サラダ,ドリンクつきで6.5ポンド
オススメ度:★★★★★
The Windsor Castle
住所:114 Campden Hill Rd, Kensington, London
時間:(月〜土)12:00〜23:30,(日)12:00〜22:30
値段:ビールは確かパイントで5ポンドくらい,フィッシュ&チップスは15ポンド
オススメ度:★★★★☆
Beigel Bake
住所:159 Brick Ln, London
時間:終日営業
オススメ度:★★★★☆