カルソタダ(BBQ)
更新がだいぶ遅れました。。少し前に行ってきたモロッコ旅行でもらってきた食あたりによりブログ戦線から離脱を余儀なくされておりまして。。1週間かかってやっと復活したので,かなり前のことになりますが,楽しいBBQの様子をお届けします。
東西を問わずして,外で何かを焼いて,みんなでわいわい食べるご飯というのはとても楽しいもので,バルセロナでも人気なBBQ。あまり「人間本来の本能」みたいな話って信じないのですが,BBQに関しては,昔の血が騒ぐのでしょうか,,?バルセロナは気候も助けて,BBQも含めて外で食べたり飲んだりする人が多いですし,そういう機会も多いです。特に,1月から3月前半くらいまでは急増すると思います。その理由は,カルソタダ。カルソタダとはカルソッツというカタルーニャで有名な料理(と言っても,ネギを焼くだけなのですが笑)を作ることです。今回は,近所の友人たちのカルソタダに混ぜてもらってきたので,その様子をお伝えします!
市内から車で30分ほどのところにあるBBQプレイス。ここは食べる机を予約し,調理場は空いているところを使うというスタイルらしいです。着いたのは12時ごろだったのですが,もうすでに,男たちがせっせと火を起こしております(なぜかみんな黒いTシャツ笑)。
スペイン時間なので,集合時間もあるようでないようなもの。私たちが着いてから1時間くらいでしょうか,みんな集まってきました。人が集まってまずすることはといえば,大量のビールを冷やすこと。いやぁ,まだ春にも早い日でしたが,天気に恵まれてビール日和だったので,最高ですね!
氷を袋から出して冷やすスタイルは,ちと勿体無い気も?
さて,メインのカルソッツ。作り方はいたって簡単です。まず,針金を用意して,それにネギを一本一本通していきます。
このようにネックレスのようになったら,完成。網に載せて焼いていきます。
網の下にある枯れ木が見えるでしょうか?この枯れ木を火に入れることがカルソッツのポイント。この枯れ木の強火でネギの表面を一気に焦がします。
焼きあがったカルソッツは,新聞紙にくるんで保温します。保温することで,ネギの中をふっくら仕上げることができます。
さてさて,カルソッツ以外ももちろんありますよ〜。
お肉のセレクションは,モルシージャ(豚の血が混じったソーセージ),チョリソ(ピリ辛ソーセージ),ドラム。この写真の他にも豚肉,ラム,牛肉などたくさんありました。
焼く場所は一箇所にぎゅっと固まっているため,お隣さんともすごく近く,焼いている人たちは自然と仲良くなっちゃいます。これもスペインらしさ。今回のお隣さんは,このいぶし銀な顔のおじさん。
なんと,パエリアを作るんだそう。おー,これは楽しみと,結構色々な人が覗きにきていました。
これがワイルドな火で作った,パエリア!いやぁ,美味しそう!
お隣さんのワイルドパエリアに夢中になっていたら,私たちのカルソッツも出来上がりましたよ〜。
黒焦げになったネギの表面をむいて,中の白くてほくほくの部分をロメスコソースにつけて食べます。簡単な料理なのですが,美味しいんですよね〜。前回はレストランで食べましたが,やはり外で食べるのは格別ですね。
子供も大好きカルソッツ。大人に負けじとばくばく食べていました。
みんなで競うように食べて,あっという前に完売。このあとは,焼いてもらったお肉たちをたくさん食べてはビールを飲み,食べてはビールを飲み,と最高な休日でした。いつもこのご近所さんにはお世話になっていて,(私たちなんか呼ぶ必要なんて全くないのに)仲間に入れてくれて,本当に感謝です。今年の夏には,なんと日本に遊びにくるようなので,ぜひなにかしてあげたいなぁと考え中。まだ日本に帰るかも決めていませんが,,,せめてレストランリストくらいは準備したいです。
ごちそうさまでした!
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