DaZhong(中華)
今日は,バルセロナにある,中国人が勧める美味しい中華料理のお店の紹介です。日本を離れて,はや3年目。どの料理が恋しいか?と聞かれると,お寿司やラーメン,そばに天ぷらと思い起こすと挙がる料理はたくさんありますが,日常レベルで一番恋しいのは「辛味」かもしれません。ヨーロッパでは辛い料理がぜんっぜんなくて,あの刺激的な辛さからくる旨味,汗をだらだらかきながら食べる様子なんかを思い出すと,猛烈に食べたくなります。もちろん,自宅でインドカレーを作ったり,スープに七味なんかを入れて食べたりと,辛味を取り入れてはいるのですが,中華の辛さを恋しくなるときがあります。
そこで今回は,中国人の友人がオススメする,バルセロナで一番美味しい中華料理のお店に行ってきました!
二番目の文字はなんて読むんだろう。人が3つ。木が3つで森みたいなイメージなのかな。たくさん入るレストラン?大繁盛レストラン,みたいな感じなのかも。
中はかなり広くて,開店とほぼ同時だったので,がらがら。なんでしょう,席の配置からして中華料理レストランを思い起こさせます。
メニューは,中国人マダムにお任せしますが,私お目当ての一品と餃子は頼んでもらうことに。
まずは前菜に,ピータンときくらげ。
日本では好んで食べませんでしたが,結構イケますね。日本食レストランでは感じられなかった,ホッとした味をなぜかここで感じられるという笑
来ました,餃子!なんか海外で食べる餃子って,皮が厚いイメージがあったのですが,ここのはそんなではなく,味も普通に美味しかったです。
そして,これが私の楽しみにしていた品です!牛肉の水煮。いやぁ〜,こーれが絶品なんです。四川の名物料理らしく,花椒の弾ける辛さとラー油の辛さの中に,にんにくの甘みが混じったスープに牛肉ともやしがよく絡んで美味しいんです。店に行く前にネットで見たメニューに水煮を発見したときは狂喜乱舞しました笑
ここのは,辛さに気合いが入っており,相当辛かったですが,味は文句なし。ご飯を2杯かっこみました。
さて,この料理は,中国人マダムのチョイス。カリフラワー,たまねぎとベーコンをにんにくと唐辛子で炒めたものなのですが,こーれがまた美味しい。中華料理はシンプルな炒め物が格別だったりしますよね。日本では見たことないんですが,中国では有名な料理のようでした。これとご飯と味噌汁で,750円とかだったら,かなりいい定食になりそうです。
期待通りの味&値段設定で大満足の夜でした。少し辛さが目立ちましたが,それもスペイン人に寄せない,中国の「まま」の味で好感度大ですね。この寄せない味でいられるのは,バルセロナに中国人が多く,それでやっていけるからこそできるのでしょうか。確かにお客さんの大半が中国人でした。また食材も手に入りやすいのかも。これを日本食レストランでやると,やっていけないのかもしれませんね。ハムカツ,コロッケ,メンチカツ,オムライス,唐揚げ,カツカレー,アジフライなどなどこちらにある食材で美味しい日本食たくさん作れそうなのですが,こういうメニューはダメなんでしょうかね。日本食レストランをやってらっしゃる方に,少し伺ってみたく思います。
次はこの店で辛い麺類でご飯をかっこみたいと思います!
ごちそうさまでした!
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DaZhong
住所:Carrer d'Alí Bei, 34
時間:(月〜金)12:30〜16:30,20:00〜24:00,(土,日)12:30〜24:00
値段:紹介したメニュー全部+ビールや飲み物で60ユーロくらい
オススメ度:★★★★★