【番外編5】マンハイムのうま飯2〜定番シュニッツェルとドイツ版ラーメン二郎
マンハイムで行われている学会に参加しており,バルセロナを離れてマンハイムで出会ったおすすめレストランを紹介しています。
前回行ったクラフトビールバーとは異なり,ドイツで伝統的なビールハウスで今回は夕食を。シュニッツェルとは豚肉を薄くたたき,油で揚げた洋風とんかつ。起源はミラノと言われたり,オーストリアと言われたりしますが,今回はドイツバージョンをいただきました。ウィーンで食べたシュニッツェルは薄く延ばしている割には,かなりぷりっぷりで美味しかったので,今回はどんなシュニッツェルか楽しみ。
ウィーンのとは異なり,ここマンハイムのシュニッツェルは結構でぶっとした,日本のとんかつくらいの厚みがあります。ソースは2種類あり,赤パプリカのときのこのソース。シュニッツェルが脂身のない部位を使っているため結構ぱさっとしていたのですが,この2種類のソースが補ってジューシーに。比べるとウィーンの方が美味しかったですが,ここのシュニッツェルも美味。やはり揚げ物は美味しいですね!バルセロナでは肉の揚げ料理って少ないので,たまに食べるとうなります。
たっぷり食べたはずが,ホテルに戻る道すがら少し小腹が。。閉店間際のパン屋に滑り込んで,残りのクロワッサンを注文。日本だと閉店間際のお店って何割引かになると思いますが,ここはしっかり通常料金でした笑 フランスやバルセロナのクロワッサンとは異なり,少し皮が固めの作りになっています。やはりこういうところにドイツらしさ(私の勝手なドイツイメージはずばり「堅い」です)を感じてしまいます。これまでドイツにはなんだかんだ合計3ヶ月ほど住みましたが,良くも悪くもこういった堅さがあります。パリパリではなく,ざくざくとした食感でしたが,美味しかったです。
翌日は,午前の学会後にぜひ食べたいものへまっしぐら向かいました。それがこちら,ケバブ。
どでかい肉がぐるぐる回り,余計な油を落としていきます。
日本ではケバブで通っている料理ですが,バルセロナではシャワルマと呼ばれ,ドイツでは一般にドネルと呼ばれます。どの名前の物を食べても似た味なので,同じ料理を指しているとは思うのですが,実は違う国の料理だったりするのでしょうか?それとも方言的な?ご存知の方がいれば,教えてください!
さてさて,ドイツには歴史的にトルコからの移民が多い関係で,トルコ料理の一部であるケバブはドイツでとっても愛されている食べ物です。小腹が空いたときだけでなく,飲んだ後やクラブで朝まで遊んだ後などには「ケバブ!」と決めている人も多いです。だから,ドイツ版のラーメンですよね。シメのラーメンならぬ,シメのケバブ。
いい感じのおっちゃん2人。
さて,着丼ならぬ,着ケバブ。マンハイム在住のドイツ人がおすすめするケバブの肉はカリカリ系で,たっぷりはいってます。野菜もマシマシで入っており,これはただのラーメンではなく,ラーメン二郎や!本物のラーメン二郎と同様にドイツ版ラーメン二郎もとい,ケバブも食べた後にもう一度食べたくなる中毒性を備えてます。炭水化物(ピタパン),タンパク質(肉,しかもラムなのでかなりヘルシー),そしてビタミンや食物繊維(野菜)がたっぷり取れて,栄養バランスも整ってます(?)。コーラと一緒に黙々と食べてしまいました。うまかった〜〜。
午後のセッションに向かうがてら,中心部では道端マーケットが。この時期はホワイトアスパラが旬のようで,どこの店にもたくさんのホワイトアスパラが置いてありました。よく見るサイズから,ぶっといのまで,写真右側のはさすがに太すぎませんか?笑
試食の置き方もいささか豪快で,勝手に食べて方式。おじいさん,おばあさんが群がってました。
私は時間が結構ぎりぎりだったため,いそいそと学会会場へと向かったのでした。マンハイム編は次回でラストです。
ごちそうさまでした!
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Eichbaum Brauhaus
住所:Käfertaler Str. 168
時間:10:00〜24:00
値段:?
オススメ度:★★★★☆
Selman Döner
住所:H2 14B
時間:(月〜木)10:00〜2:00am,(金〜日)10:00〜4:00am
値段:ドネル4ユーロ
オススメ度:★★★★★