Paco Alcalde(アロス・カルドッソ)
スペイン料理と言えば,パエリアということで,これまでバルセロナで一番美味しいパエリアを食べさせてくれるレストランを探してきました。例えば,
がありますが,これまで一番美味しいパエリアはXiringuito Escribàです。味はもちろんですが,ロケーションやサービスも最高。ただ,私最近(贅沢な話ですが)パエリアに飽きてきており,,,そんな中ここ最近ハマっているのが,Arroz caldoso(アロス・カルドッソ)というスペイン風おじや(うんちく等はここで詳しく書いてます。)。これがとっても美味しくて,日本人にとってパエリアよりもアロス・カルドッソの方が相性いいのでは,と個人的には思ってます。パエリアは美味しいのですが,少し塩気が強く,「うんまい!!!」と言えるのって正直最初の数口くらい。なので5,6人くらいの人数で2人前を頼み少しつまむ程度が一番いい食べ方だと思います。2,3人で2人前は結構きついかなと最近思うようになってきました。ですが,このアロス・カルドッソはパエリアほど塩気がなく,スープが多いのでするする入っていくのもいいところ。ですので私はむしろアロス・カルドッソを「スペイン料理とは」の一番料理として提唱したいです。ご旅行で来られている方は,ぜひ食べてみてください!
そんなアロス・カルドッソを食べに,今日はこのお店に行ってきました。バルセロナ市内から一番近いビーチ,バルセロネータ地区にあるパコ・アルカルデです。
スペインタイムのお昼時に行ったので,店内はかなりの人。ガイドブック等には載っていないお店だと思ったのですが,日本人の方も結構いらっしゃいました。私たちは1週間以上前に予約していたので,一番奥のいい席を用意してくれていました。ありがたい!
まずは前菜にサラダ。
うおー,結構たくさんの種類の野菜がこんもり盛られていて豪華!玉ねぎがどどんと入っていて,「辛そうだな」とびびりましたが全然で。どうやって処理しているんでしょう。家でやると結構辛くて,生では食べれないんですけどね。
もう1つの前菜は,イカの玉ねぎマリネ。こ〜れがシンプルですがしっかり味がついていてワインにぴったり。
さあ,来ました!今回のメイン,アロス・カルドッソ!1つはロブスター入りでもう1つはロブスターなしの魚介アロス・カルドッソにしました。どうですか,ロブスターがどどん!ロブスターからふか〜い出汁がたっぷり出ており,ロブスター味噌で濃厚なんですが,いやな感じの濃厚さではなく丁度いいところで止まってます。
ロブスターなしのシンプルバージョンにもエビ,ムール貝,イカなどたっぷり魚介が入っていて大満足。こちらは味噌がないので,濃厚さはないですが,逆に魚介それぞれの出汁の味が効いていてさっぱりの中にも旨味が。ご飯もアルデンテよりは柔らかいくらいの炊き加減で,スープとよく合います。旨味たっぷりのスープとご飯でするする食べて,すぐに完食!いや〜,うまいな〜。
あ,そうでした,この量で1人前ずつです!4人で1人前のアロス・カルドッソを2つ頼みぴったりでした。色々な料理を食べたいと思うので,量は気をつけてくださいね。今回改めて,私はアロス・カルドッソの方が好きだなぁ,と確信。これからこちらも突き詰めていきたいです。
ごちそうさまでした!
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Restaurante Paco Alcalde
住所:Carrer de l'Almirall Aixada, 12
時間:12:00〜23:30
値段:白ワインや水も入れて4人で90ユーロ
オススメ度:★★★★★